カフェのような空間で暮らす - 中古住宅リノベーション

コラム:外観!

外観!

テーマ:珈琲の香る家

今日は外観について!

beforeはこんな感じでした。

リノベーション前外観

 

o0500075012079558207

さらによくわかんないプレハブが・・・・・・

とか言いながらも、実は元々そんなに悪い
外観ではないんです。

確かに古くて、時代を感じさせるタイルが
貼ってあったりしますが、最近のサイディング
貼りの家より、全然味があります。

そしてafterはこんな感じ

⑥

予算の関係上、そんなに過度に
いじってません~

でも、ボーダーが印象的ですね。

どうしてもボーダーでイメージ作りたかったので、
大工の石井さんに相談したら、間柱材割いて
作ってくれました。
それにキシラデコール塗り。

これからいい意味での劣化が始まって
日々味が出てくると思います。

 

 

それで、なぜ黒がメインの外観なのか?

最初この家を見た時に、鎌倉のスターバックスを
思い出しました。

ここは予算が贅沢にある物件ではなかったので、
内部の建具類はきっと既製品しか選択肢が
ないだろうなと。

しかもフラッシュの一番安いやつ使うとなると
本当によくある建売みたいになるしな~と。

でも、部屋の印象って、建具でほとんど決まって
しまいますからね。

もちろん古材使って、渋いカフェ風にすれば
それはそれでいい感じですが、条件は
条件ですから、その中で最大限考えないと

そう考えたときに、鎌倉のスターバックスが
頭の中に出てきました。

スターバックスのイメージなら、フラッシュの
ドアを使っても、壁の色を工夫すれば
シアトルカフェ風になるなと。

そこから、壁の色が決まって、例のあずき色も
構想の中に入ってきました。

この時はもう頭の中がくるくる回り始めていて
完全に妄想モードに

勝手にもし七里ガ浜にスタバがあったら
ボーダー使うかな~とか。

もう楽しくて、楽しくて、丸一日座り込んで
妄想してました。

これがこの物件との最初の出会いです。

僕以外の人がこの建物を見れば、
また違った見方もあるでしょうけど、
どれが正解かなんてないので、
本当に楽しみながらやりました。

そしてこの時決めた、この家のコンセプトは
「珈琲の香る家」

さらに、決して高級な家ではないけど、
ちょっとだけ贅沢な雰囲気のある
「手の届く贅沢」

これ、実はスタバのコンセプト
らしいです~

こうして、この家のリノベーションが
始まりました。

2012年09月17日
Page Top ▲