まずは、耐震診断のネタを!
今回の建物は、築43年。
当然、旧耐震のため、耐震補強をします。
まずは耐震診断をしてもらい
その結果をもとに、耐震設計
そして、耐震補強工事です。
今回もこの人にお願いしました。
耐震のスペシャリスト、押川さん!
以前の記事
リノベーション前の耐震診断!
耐震診断の時の様子を写真で撮ってなかったのですが、
すでに耐震診断が終わり、耐震設計をしてもらっています。
上の表をクリックしてもらうと、右側の補強後の評点が
見えます~
赤字の数値が、今回の建物の数値です。
以前のブログでも書いたとおり、この数値、書類に
ついている分厚い計算から出されている数値で、
現行の建築基準法で定める基準を満たしている強度が、
この上部構造評点1以上
0.7以下は、震度6強で倒壊する可能性が高いということ
だそうです。
こうして診断してみると、築古の建物の強度が、
今の建物と比べて、かなり低いことが分かります。
押川さんの指示通り、耐震補強工事を実施します。
そして耐震工事終了後、押川さんの検査に工事検査を
してもらい、「耐震基準適合証明書」を
発行してもらいます。
この「耐震基準適合証明書」があることで、耐震の
証明になることはもちろんなのですが、それ以外に
この書類があることで、以下のようなメリットもあります。
1.住宅ローン控除が使える
(築20年未満の物件の場合、耐震基準適合証明書は不要です)
2.登記料(登録免許税)が安くなる
3.不動産取得税が安くなる
4.地震保険料が割引
5.贈与税の非課税枠がアップ
今週から、解体工事に入る予定です。