現場の方は、昨日から解体に入っています。
解体の様子は、また後日。
今日は今回使うフローリングについて。
ま、フローリング以外にもどんどん決めて
いる最中ですが。
それらも、随時ブログにアップしていきますね。
その前に少し、今回のリノベーションンの
コンセプトの話を。
と言っても、まだ秘密ですけど(おい!)
すごく明確にイメージができていますが、ここは
お楽しみということで。
ま、当然に、フローリングを決める際も、
そのコンセプトに合わせて選んでいきます。
それで、イメージから今回はバーチ材で!
もちろん無垢です。
サンプル取り寄せたり、時間のあるときにショールームに
行ったりと。
サンプルは、無塗装のものから、ウレタン、オイルなど
表面処理の違うもの。
バーチの中でも、樹種が違うもの。
ま、ウレタンは絶対却下なんですけどね。
それにしても、無垢材は、頬擦りしたくなるほど
気持ちいいですね。
床材で空間のかなりの部分のイメージができてしまうので、
フローリング選びは、緊張します。
それで、イメージや予算との兼ね合いを勘案して
ダダーン!!
これに決めました~
フローリングひとつで、こんなに煽る必要もないような気がしますが(笑)
一番癖のありそうなのに決めました。
樹種は桜
表面処理はオイル&ワックス
価格が安いので、節も入ります。
使用範囲は、一階のみ
二階は、通常の合板フローリングになります。
きっといい感じになってくれると思います。
楽しみです。
まずは、耐震診断のネタを!
今回の建物は、築43年。
当然、旧耐震のため、耐震補強をします。
まずは耐震診断をしてもらい
その結果をもとに、耐震設計
そして、耐震補強工事です。
今回もこの人にお願いしました。
耐震のスペシャリスト、押川さん!
以前の記事
リノベーション前の耐震診断!
耐震診断の時の様子を写真で撮ってなかったのですが、
すでに耐震診断が終わり、耐震設計をしてもらっています。
上の表をクリックしてもらうと、右側の補強後の評点が
見えます~
赤字の数値が、今回の建物の数値です。
以前のブログでも書いたとおり、この数値、書類に
ついている分厚い計算から出されている数値で、
現行の建築基準法で定める基準を満たしている強度が、
この上部構造評点1以上
0.7以下は、震度6強で倒壊する可能性が高いということ
だそうです。
こうして診断してみると、築古の建物の強度が、
今の建物と比べて、かなり低いことが分かります。
押川さんの指示通り、耐震補強工事を実施します。
そして耐震工事終了後、押川さんの検査に工事検査を
してもらい、「耐震基準適合証明書」を
発行してもらいます。
この「耐震基準適合証明書」があることで、耐震の
証明になることはもちろんなのですが、それ以外に
この書類があることで、以下のようなメリットもあります。
1.住宅ローン控除が使える
(築20年未満の物件の場合、耐震基準適合証明書は不要です)
2.登記料(登録免許税)が安くなる
3.不動産取得税が安くなる
4.地震保険料が割引
5.贈与税の非課税枠がアップ
今週から、解体工事に入る予定です。
今回のリノベーションプロジェクトの概要!
築43年の戸建住宅
56㎡ 3DK?
3室は全て和室
事業主は、僕が信頼している不動産会社社長
この人との仕事は、本当に楽しいです。
そして、僕はリノベーションの総合プロデュースで
関わります。
業者さんは、東さん指定のところなので、はじめて一緒に
仕事する人たちになりますが、どんな人たちなのか
それもまた楽しみです。
そして今まさにプランの打ち合わせ中
ちょっと見えにくいですが、左がbefore、 右がafterです。
図面上の下側が玄関(南側)です。
大きく間取りは変えてません。
1階はDKと和室をくっつけて、LDKにして、
水まわりはまとめてます。
56㎡でそんなに広くないので、コンパクトに
なってますが、ちょっとした間取りの変更で
イメージが変わりますね。
2階はそのまま2室を洋室に。
そして、当然のことながら、
耐震診断
耐震設計
耐震補強工事
の3点セット
全面屋根の葺き替え
1階床全面やり替え
マンションリノベーションでは、これらは必要ないですが
木造戸建ての築古ですから、これらは必須ですね。
故に予算がきつくなりますが~
しかし、気力・体力、愛と勇気でがんばります~(笑)