といっても、もう一週間前に解体入ったのですが、ブログが追いついてないですね。
頑張ってアップします。
ついに解体始まりました。
いよいよです。
といっても、既存の間取りを大きく変えるわけではなく、できるだけ廃材出さないようになんですが、それでも、やっぱりかなりの廃材出てきます。
家を壊すということで、どれだけのごみが出てくるか、改めて思い知らされますね。
さて、一番悩んだ既存の変なプレハブ
ここは解体してもらいました。
これで部屋の中に、日が入りました。
すっきりです。
浴室の解体風景です。
ここは予想通り、土台がいってます。
総交換ですね。
今回解体は、石井さん達大工さんチームがやってくれました。
普通は解体屋さんがやりますが、ここの建物は既存の間取りをあまりいじらないので、大工さんが次の仕事の事を考えながら解体です。
今回の主演男優の石井さんです。
数寄屋大工さんなのに、若いですよね。
37歳です。
そして、石井さんの相棒、大工の高橋さん。
高橋さん、ピンボケでごめんなさい~
若い時、かなりやんちゃだったみたいです。
石井さんのお父さん、解体の手伝いに来てくれました。
もちろんベテランの大工さんです。
ムードメーカーの川路さん
解体の時だけですが、手伝いに来てくれました。
これからメインは、石井さんと高橋さんになります。
アツい時期ですが、約1カ月半、よろしくです。
毎日暑い日が続きますが、こんな中。職人さんは現場で働いてくれてます。
感謝ですね。
今日はデザイン的なネタを!
写真の通り、今回の建物は真壁(柱や長押を露出させている壁)
内装は、この真壁をうまく使って、古民家風カフェみたいな感じ、とか考えてましたが、耐震補強の箇所がかなり多かったため結局大壁(柱を露出させてない壁、今風の壁)になってしまいました。
大壁で尚且つ、既製品の内部ドアだと、ものすごく普通の感じになってしまいますね。
なので少しでも雰囲気を出すために、多少単価は高いですが、壁、天井をクロスではなく塗装に、床は無垢のフローリングにします(一階のみ)
そして外壁も大がかりにはできないので、玄関周りと、2階手摺に少し手を加えて、全体のイメージを出せたらいいなと思っています。
耐震診断も終わり、いよいよ工事開始ですが、もう一度この建物の良さを振り返ってみました。
「築年数38年のボロ建物」
普通そういう見方かもしれないですが、見ていけばいいところもたくさんあるし、逆に最近の建物にはない良さもあります。
まず今回の建物の周辺環境
すぐ近くに神社があり、ムクの木の参道がとっても気持ちいいです。
そして、この辺りは都市計画法で定める
「第一種低層住居専用地域」
なので、大きなマンションやビルなど当然ありません。
車も住人のものしか入ってこないので、とっても静かで環境がいいです。
2階からの眺め
建物は少し小高い所にあるので、風が通って、とっても気持がいいです。
そして、この外壁ですね。
今の建物だと、サイディング貼りですが、雰囲気でないですね。
メンテナンスの事など考えると、もちろんサイディングはいいかもしれませんが、塗装して、これ残します。
5年に一回くらい塗り替えないといけないかも知れないですが、休日に少しずつ家族で塗ればいいし、それがまた家の物語になるし、何よりまた家に愛着わくし
それから玄関横にあるこのプレハブ。
あまり既存のものを壊すというのはやりたくないのですが、これだけは悩んだ末、撤去することにしました。
そうすることで、ここに割と広めのスペースができます。
ここは、デッキにしてもいいですし、ガーデニングを楽しむこともできますし、いろいろ遊べますね。
こうやって建物の良さを見つけてやり、そしてその建物に愛着がわいてくる。
このプロセスが楽しいですね。
現場の方は、大工の石井さん達が7/11日から乗り込んできています。
ブログのアップ、ペース上げないと(汗)
で、今日は耐震診断の結果を。
先日設計士の押川さんに、現地で耐震診断してもらいました。
そして先日、押川さんからの結果報告とそれに合わせた耐震補強計画の説明を受けました。
補強工事は大工さんの仕事なので大工の石井さんと。
その様子
左が設計士の押川さん、右が大工の石井さん。
石井さんは改めて紹介しますね。
で、結果は
赤字の数値が、今回の建物の数値です。
この数値、書類についている分厚い計算から出されている数値で、細かい計算式は僕もよくわからないです。
掻い摘んで言うと、現行の建築基準法で定める基準を満たしている強度が、この上部構造評点1以上。
0.7以下は、震度6強で倒壊する可能性が高いということらしいです。
なんかとっても弱々しい数値です。
なので、今回この上部構造評点1を目指して補強していきます。
で、押川さんからの補強計画をみると、なんだかとってもたくさんの補強個所があるんですけど。
その後石井さんに工事費見積もってもらったら、完全に予算オーバーになりました。
しかし、ここの予算を削るわけにはいきませんから。
とにかく耐震は進めていきます。
しかし、このオーバーした費用は後のものに響いてきますね。
どうなる、どうするMIリノベーション!
(おいおい、煽りすぎ煽りすぎ)